所得税 に新たな動きあり [経済]
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所得税の課税対象を個人対象から世帯全体にする案を含めた税制改革に
着手することを明らかにした
女性の社会進出に影響がでるのではないかと懸念されていて
議論をしっかりと進めてほしいところだ。さあなぜ所得税対象が個人から世帯に変わることで
影響がでるのか。
それは、
まず世帯の総所得を家族の人数で割り、1人当たりの所得を計算する。
次にこの金額に税率をかけて1人当たりの税額を算出する。
上記をくだけて言うと、家族が多いほど納税額が
ダウンするという仕組みである。
なぜこのようなことをするのか。
それはずばり少子化対策である。
子供をたくさん作って所得税を抑えましょうという。
しかしここで問題点がでてくる。
世帯収入が同じなら共働き世帯より専業主婦世帯の
ほうが恩恵を受けられるという点だ。
この政策で子供をたくさん産んだとしても
子供の面倒を見るのは女性です。
専業主婦になったほうが所得税が抑えられるのなら・・・
と、女性の社会進出を阻む結果となってしまう。
この政策はフランスが行っている。
しかしフランスでは専業主婦のほうが恩恵が大きいにも関わらず
女性の社会進出は積極的に行われている。
あまり危惧する必要もないのかもしれない。
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